【書評】おしゃれになりたいならまず「最速でおしゃれに見せる方法」を読んでほしい
チャルゲです.
みなさんは服装に気を遣っていますか?
僕はおしゃれではないんですが,世の中におしゃれな人っていますよね.
その人たちの真似をしておしゃれになりたいけど,何を真似したらいいか分からないという人が多いと思います.
しかし,そんな疑問を解決する本があります.
それがMBさんが書いた「最速でおしゃれに見せる方法」という本です!
「最速でおしゃれに見せる方法」という本について
最速でおしゃれに見せる方法はプロバイヤーであるMBさんが書かれた本です.
※プロバイヤーとは服を仕入れる人
「ファッションはセンスに依存すると言われているが,そんなことはない.必ずロジックは存在する」というのがMBさんの立ち位置です.
そんなMBさんが,ファッション初心者がファッションを学ぶ際の入門書として書いたのが,この「最速でおしゃれに見せる方法」です.
この本における著者の主な主張
本に書かれている内容を章ごとにネタバレにならない程度に書きたいと思います.
大原則とルール
この章では「ドレス」と「カジュアル」のバランスの大切さが書かれています.
「ドレス」とはスーツスタイルなどの礼装のことであり,「カジュアル」は家でくつろげるようなリラックスできる服装のことを指します.
この二つのバランスが偏るとおしゃれに見えないとMBさんは主張します.
MBさんがおすすめする「ドレス」と「カジュアル」のバランスは7:3です.
詳しい説明は省きますが,童顔が多い日本人は「ドレス」要素を多めにした方がかっこよく見えるという理由からだそうです.
このほかにも目指すべきシルエットや色遣いなどが説明されています.
上の写真のように適切なアドバイスがもらえます.
服の選び方
この章ではファッション初心者がまず買うべきなマストアイテムについて説明されています.
MBさんが何よりもまずファッション初心者に覚えてほしいと言っていたのが「コーディネートの印象の7割はボトムス選びで決まる」という法則です.
特にMBさんがおすすめしているのが,「黒のスキニージーンズ」です.
ボトムスやトップスはどのような服を選べば上手く着こなせるかが書かれており非常にためになります.
服の合わせ方
この章ではMBさんが実際にこんなコーディネートがあるよってのを紹介してくれています.
50ものコーディネートがあるので必ず読者の方にも参考になるものがあるはずです.
ただ,正直50個のコーディネートの中でこれは似合わないやろ!みたいなのもあるので全部を鵜呑みにしないでくださいね(笑)
偏愛アイテム
この章ではMBさんがよく使っているアイテムが紹介されます.
ジーンズからシャツ,ニットまで様々なアイテムが紹介され,ファッションで生きている人はこだわりも違うなぁって感心します.
ファッションの裏側
最終章であるこの章ではファッション界の裏話を読むことができます.
ファッション中級者以上なら当たり前の話かもしれませんが,僕のような初心者からすると知らなかった!ってなる内容が結構ありました.
面白いなって感じです.
なぜこの本に興味を持ったか
僕は全くおしゃれな人間ではありませんでした.
そのため,事あるごとに周りからもっとこういう服やこういう髪型をした方がいいという指導が入っていました.
しかし,3回生の後期から長期インターン生として,デザイン系の職場で仕事をさせてもらうことになり,今のファッションではさすがにまずいだろうなと思ったのがファッションに興味を持ったきっかけです.(初めて職場に行ったときにこれはまずいと思いました(笑))
チャルゲに起きた変化
ファッションを勉強しようと一念発起した僕がネットで本を調べて出会った本がこの「最速でおしゃれに見せる方法」でした.
それまではファッションに詳しい友達に話を聞いても「何言ってんだこいつ」状態だったんですが,この本を読んでからはより深い話ができるようになりました.
そして,ファッションに詳しい中でも優しい友達に頼んで服を勉強し,僕の服装は3回生の後期から4回生にかけて大きく様変わりしました.
今ではダサいとか言われることもなくなり,勉強して良かったなと思っています.(できすぎた成功ストーリーですが,本当です)
まとめ
「最速でおしゃれに見せる方法」について簡単にですが,まとめました.
この本実は影で人気で,近くのジュンク堂に買いに行ったんですけど何故か品切れでなかったんですよね(笑)
1年くらい前の話ですけど.
この本の内容をマンガ形式にしたものが,僕の購読中のブログである「医学生と、本棚」で取り上げられています.
マンガの方が読みやすいって方はそっちでもいいかもしれないです.
内容は少し違いますけど,大筋は同じです.
僕自身おしゃれではないファッションで街を練り歩いていましたが,この本を読んで人並みになりました(あくまで自己評価です(笑))
ファッションに自信がないという方がいれば,ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?