【就活】2021卒就活生はこれを読んで就活に臨もう!!
チャルゲです.
今回は就活生におすすめの書籍を紹介したいと思います.
世の中に就活本って溢れていますよね.
しかも,ハウツー本がほとんどで本当に役に立ってるかもわからない.
しかし,僕はハウツー本よりもまず最初に,就活に向き合うための基礎的な考え方の方が重要だと考えています.
そんな基礎を紹介する本を紹介します!
チャルゲおすすめ本5選
チャルゲおすすめ本は次の5冊です.
- ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則
- 絶対内定
- 何者
- USJを劇的に変えた,たった一つの考え方
- 戦略が全て
それぞれ説明していきます.
ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則
ビジョナリーカンパニーは,アメリカの著名な経営学者ジェームズ・C・コリンズとジェリー・I・ポラスが書いたベストセラービジネス書です.
ビジョナリーとは日本語で「未来志向」という意味の単語です.
今まで発展しつつも存続してきた世界的大企業はビジョナリー,すなわち未来志向であるとして,それらの企業の分析を行っています.
本の中では主にアメリカの企業が取り上げられていますが,日本の企業でもソニーが取り上げられています.
世の中の経営関連のビジネス書は定量的情報が少ないのですが,この本は逆に定量的情報満載です.
企業の経営から得たデータがどのように変動したから,こういう結果になったということを様々な角度から検証してくれています.
そのため非常に納得感をもって,読み進めることができます.
実際,僕は就職する企業を選ぶ際,その企業はこの本の定義するビジョナリーカンパニーであるかを考えながら選びました.
学生の間では有名ではありませんが,就活生こそ読むべき超良書です
絶対内定
絶対内定は,どこの大学の生協にも売っているスーパーベストセラー就活本です.
はっきり言って,就活本なんてろくでもないものばかりなのですが,この本だけは違います.
この本は,圧倒的に自分と向き合うことを求めてきます.
質問されて,書く.
質問されて,書く.
の繰り返しで,自分の過去から未来にわたるまですべての言語化に挑みます.
もう,うんざりするほどワークを求めてくるんですね(笑)
でも,自分のことって書いてみないと分からないです.
分かっているつもりでも言語化できなかったら意味がありません.
だって,人に伝えることができないから.
人に伝えることができなければ,どれほどあなたが素晴らしい人間でも好感を持ってもらえるはずがありません.
自分のやりたいことは何なのかとか,自分の強みとかの自己分析って大体の人がすると思うんですが,この本の通りやれば自己分析はもう十分すぎるくらいになります.
だって,500Pくらいひたすら自己分析するんですよ(笑)
しかも,一つ一つの質問が重い...
面倒だと思いますが,何よりも最適な自己分析ツールだと思います.
就活本はほとんど捨てましたが,この本だけは手元に残しています(笑)
何者
何者は有名ですね.
朝井リョウさんが書いた直木賞受賞作です.
就活をテーマにした小説で,映画化もされています.
就活を迎えた6人の大学生が就職活動という人生の一大イベントを通して,その関係性も人間性も変わっていくというストーリーです.
この小説,めっちゃ怖いです(笑)
怖いですけど,就活の息抜きとしてちょうどいいし,就職活動に対するスタンスも変えてくれます.
人間の人生のどうしようもなさとか,エゴとか,人間関係とか様々な要素に焦点が当てられます.
僕は主人公の拓斗にとても感情移入してしまいました(笑)
だから,本当に面白いんです.絶対に一度読んでみる価値があります.
あと,この本を読む場合はまず映画「何者」を見てからにすることをおすすめします.
原作と実写どっちを先にする問題は根強いですが,これに関しては映画一択です.
なんとか時間を見つけて,映画から先に見るようにしてください(笑)
映画館で何者を見たときの衝撃は今でも忘れられません...
USJを劇的に変えた,たった一つの考え方
この本は経営が落ち込んでいたUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)をV字回復させた立役者である森岡毅さんが書いたマーケティング入門本です.
プロのマーケーターである森岡さんが,非常に分かりやすくマーケティング・フレームワークを説明してくれます.
問題をどのように捉えればよいか,戦略的なマーケティングとはどんなものか,顧客が求めているものは何か,など1から10まですべて説明してくれています.
しかも,文章を書くのが非常に上手で,めちゃくちゃ面白い.
大学の教科書を読むよりもよっぽど役に立ちます.
しかも大学生なら一度は行ったことがあるであろうUSJを例にして解説してくれるので,説明が非常に分かりやすいです.
このマーケティング・フレームワークが頭に入っていれば,グループディスカッションでチームを納得させる話をすることができますし,企業の戦略を自分なりに分析して自分の頭で企業を評価することができます.
就活の時に僕がグループディスカッションで上手く話すことができたのは,この本のおかげと言っても過言ではありません.(笑)
また,自分の評価軸を持って,企業を判断できるというのは就活だけでなく社会に出るうえで必須の素養です.
この本一冊読むだけで戦略的側面から企業を見る目が養われるため,会社選びの役にも経ちます.
戦略がすべて
最後に紹介するのは「戦略がすべて」です.
この本は,元マッキンゼーの瀧本哲史さんが戦略の重要性を語ってくれる本です.
戦略がない行動がいかに危険で無駄であるか,戦略性がないことによってどうなってしまうのかをいうのを詳しく説明してくれます.
さらに,世の中で評価されているものとはどのような仕組みなのかという構造面に注目して本が書かれているため,物ごとの捉え方の勉強にもなります.
就活のテーマは就活生にとって特に役に立ちます.
世の中の構造を解説してくれる本は少ないですが(構造を明かすと既得損益が損なわれるためみんな話したがらない),この本はそんな数少ない一冊です.
戦略を持って就活に挑みたい人にとって有益です.
まとめ
以上,簡単にではありますが就活におすすめの本を紹介しました.
これらの本を読めば完ぺきとは言いませんが,何冊も就活本を読んだり,ビジネス本を読んだ結果,重要な内容はこの5冊に集約されていると僕は考えています.
これらの本が,読者の就活の手助けになれば幸いです.