【書評】麻雀の基本形80は麻雀初心者に最適の本だ
チャルゲです.
みなさん麻雀は知っていますか?
名前は知っていると思うんですけど,ルールが難しかったり,おじさんがやっているイメージが合ったりとあまり良いイメージがないのがスタンダードなのかなと思います.
僕は去年の3月に麻雀を覚えたのですが,ドはまりしまして(笑)
強くなりたいと思って麻雀の本を読んだのですが,「麻雀の基本形80」という本が非常に分かりやすかったです.
そこで,今回はその本について紹介したいと思います.
福地誠とは?
福地誠さんは麻雀で生計を立てているフリーライターです.
麻雀の腕前もあり,ネット麻雀の「天鳳」でも上位に食い込んだり,リアル麻雀も打ったりと麻雀屋さんです.
東大出身で,最初は麻雀の本を扱う出版社に就職したのですが,合わずにやめてフリーランスになったらしいです.
よっぽど自分の麻雀力に自信があったんでしょうね(笑)
本もいくつも出版しており,超初心者向けに書かれた本が今回紹介する「麻雀の基本形80」という本です.
この本は麻雀を始めたての初心者向けに書かれた本で,僕の麻雀仲間の間でもよく読まれています.
内容
気になる内容ですが,大きく分けて「何切る問題」と「コラム」に分かれます.
それぞれについて今から説明していきます.
何切る問題
麻雀は配られた手札から一枚ずつ手札を入れ替えて,相手の手札の様子を見ながら完成形目指すゲームです.
最も重要なのが,この一枚ずつ手札を入れ替えるという部分です.
何を残して何を捨てるかで麻雀のほぼすべてが決まります.
麻雀をやっている人は分かると思うのですが,実践では周りと同じようなスピードで牌を切っていかなければなりません.
初心者だとどれを残してどれを捨てるかをパッと見の雰囲気で選んでしまいがちです.
でも,それでは勝てないんですよね.
そこでこの本ではそのような初心者のために,これだけは覚えといてほしいという理論を詰め込んだ何切る問題を厳選して載せてくれています.
この本を読んだことにより今までボーっと切っていた牌を,ある程度こうした方が効率が良いと考えながら切るようになることができました.
コラム
何切る問題以外にもコラムも結構載っています.
僕が知らなくて驚いたのが,テンパイするのは平均11巡目くらいで,リーチする平均は8巡目くらいだという内容でした.
※テンパイはあとひとつで手札が完成する状態
※リーチはテンパイですと教えて危険度を知らせる代わりに点数が上げる打ち方
麻雀を長くやっている人からしたら当たり前のことだったり,肌感覚としてあることなのだろうと思いますが,僕みたいな初心者からすると目からうろこなんですね(笑)
こういうのを知っているだけで,自分の手札が速く完成しそうか,それとも遅く完成しそうかなどの基準にすることができます.
こういう情報を用いてその場での戦略を考えていくので,知っているのと知らないのとでは大違いです.
このような役に立つコラムが多く載っているので,飽きることなく一気に読み進めることができます.
まとめ
福地誠さんの「麻雀の基本形80」を紹介しました.
上級者の方から見たら簡単すぎる本だと思いますが,初心者には本当に最適の本だと思います.
この本を読んでからは目に見える失敗はしないようになりました.
麻雀を覚えて数か月とか,切り方を全然知らないという人は読んでみるのをおすすめします.
※補足
下のサイトにはおすすめの麻雀の本が紹介されているのですが,福地さんが絡んでいる本がたくさんあります.
今回紹介する本はランキング3位の本でした!
このサイトで紹介されている本は半分程度読みましたが,どれも非常に役に立つ本でした.
麻雀が強くなりたい初心者の方におすすめです.