【学園祭の出し物】学園祭で揚げ雪見だいふくを売ってみた/油で揚げて外はカリッ、中は冷たくもっちり
チャルゲです.
この前にうちの大学の学園祭があったのですが,そこで揚げ雪見だいふくを販売しました!
なぜ学祭に出店したのか?
ずばり,目的はお小遣い稼ぎです(笑)
実は,学園祭って出店するとめっちゃ儲かるんです.
思い浮かべると分かると思うのですが,学園祭ってフライドポテトやらたこ焼きやら焼きそばやら売ってますよね.
あれ,めちゃくちゃ原価低いんです.まあ,2割とかです.だって,業務スーパーとかで仕入れたものを少し揚げたり,焼いたりしてるだけですから安いのは当たり前なんです.
だから,学生でも2日間や3日間出店してしっかり売ることができれば,売り上げが数十万になることもざらなモンスターイベントなのです.
チャルゲの大学はそんなに学祭に人が来るわけではないのですが,がっつり儲けてやろうと出店してみました.
なぜ揚げ雪見だいふく?
揚げ雪見だいふくを選んだ理由は以下の3つです.
- 原価が安い
- ほぼ間違いなくブルーオーシャン
- 余ってもおいしく食べれる
原価が安い
揚げ雪見だいふくの原価なのですがおよそ30円です.僕たちは1個100円で販売予定だったので,利益率7割!キーエンスもびっくりです(笑)
※キーエンスは営業利益率の高い電子部品などを販売する企業です.
ほぼ間違いなくブルーオーシャン
揚げ雪見だいふくって他の店舗が出したりすることがまずないんです.
学祭というと,大学の部活やサークルが飲み会代稼ぎにやってる場合がほとんどで,前年と商品を変えたりということはまずありません.
今までの出品品目もなかったので,これは一人勝ちできると考えて出品しました.
余ってもおいしく食べれる
食品を売るというのは在庫リスクが大きいです.
焼きそばとかで食材を余らしてしまうと,野菜なども含むので食べきる時間がなくて捨ててしまうことになりかねません.
その点,雪見だいふくはアイスなので半永久的に保存しておくことができます.
余らせても,あとでおいしく食べればいいと思えるのはリスク管理として魅力的でした.
出店準備
出店するために,試作を行ったり保冷剤を買ったりしました.
アイスの保存方法としては次のサイトを参考に発泡スチロールに保冷剤を入れる方法を選択しました.
前日にはテントの準備や商品の予約,看板づくりなどと,思ったよりも時間と手間がかかってしまいました.
学祭当日
僕は大学から家が遠いので朝6時に起きて,学校に行きました.眠かったです(笑)
朝から,業務スーパーに雪見だいふくの仕入れ,テントの準備,油の準備などてんてこ舞いでした.
営業中もお客さんの呼び込みをしたり,雪見だいふくがなくなったら冷凍庫に取りに行ったりと,人手も少なかったので大忙しでした.
結果
なんとか大忙しの学祭3日間を乗り切り,無事に出店を終えることができました.
最終的に売り上げを確認すると
10万6500円
でした.
今までのデータから算出した予想通りの着地点だったわけですが,材料費など含めた原価が
56250円
もかかってしまいました.
出店する前から嫌な予感はしていたのですが,これを4人で出店したため一人当たりの分け前は
12500円
となってしまいました...
3日間はたらいてこれということは
日給4000円\(^o^)/
これは帰りの電車で泣きたくなりました(笑)
二度とやるまいと決めました.
敗因
主な敗因としては人件費が挙げられると思います.
実は同じ研究室の先輩たちも,小遣い稼ぎで学祭に出店していたのですがそれぞれ2人で店を回していました.
売り上げは僕たちの方が圧倒的に勝っているけれども,人件費の違いで完敗しました...
僕たちも二人で回せれば良かったのですが,アイスは保冷剤で冷やしていてもどうしても溶けるので,頻繁に冷凍庫に取りにいかなければなりませんでした.
そのせいで,2人なんてとても無理.3人でも無理だったのではないかという惨状でした.
く,悔しい...
まとめ
戦略としては1から3まで大当たりで上手くいったのですが,人件費に足元をすくわれました.
昨今,AIで業務自動化が進んでいますが,経営者の気持ちが少しわかった気がします(笑)人件費は悪です.(真顔)
このことから,学祭で儲けようと思ったらいかに少ない人数で回せるかに絞って考えたほうが良いことが分かりました.
金銭的には残念な学祭でしたが学びも多かったし,出店自体は楽しかったので全体としては良かったです.
以上です!