【体験談】関空が沈没しても諦めずにカンボジアに行った話
チャルゲです.
皆さんは2018年9月に関西国際空港が一時利用不能になったことを覚えているでしょうか?
関西に住んでいない方も話だけは知っている人がほとんどだと思います.
あれのせいで僕も少々痛い目に合ったので,その話を紹介したいと思います.
関空沈没の要因
海上空港であること
関西国際空港(以下関空)は大阪府にある海上空港です.
元は海だったところを埋め立てすることで空港を建築しました.
そのため,今でも海の力で年に沈んでいきます.
しかも,1985年の開港からもう30年近く経過しています.
どうしても地盤が弱くなるのは避けられませんでした.
タンカー激突
これが最悪でした.
これにより救援・復帰のための車が橋を通れなくなってしまったため,復旧作業が難航しました.
予備電源の浸水
これもでかかったです.
バックアップであるはずの予備電源までが失われ,完全に電力がない状態での復旧作業を強いられました.
チャルゲの被害
沖縄に行けなくなった
元々,僕は友達と9月6日から4泊5日で沖縄旅行を計画していました.
しかし,関空が閉鎖で行くどころか取り残された人が帰ってこれないという状況だったので,当然のように沖縄旅行はなくなりました...
友達のばあちゃんが石垣島に住んでいて,宿泊費もただだったのにやってられません.格安のスーパー優雅な生活を返してくれ!!
持っていこうと思っていたお土産は,仕方ないので僕と母で食べました.
カンボジアへの飛行機が飛ばなくなった
そのあと,9月14日からこれまた4泊5日でカンボジア旅行を計画していました.
カンボジア旅行についての記事はこちら!
強行軍
ルート変更
それでも僕には行かなくてはなりませんでした.
なぜなら
カンボジアに行きたい
からです.
台風ごときでカンボジアに行けなくなるなんて絶対に我慢なりません.
沖縄に行けなくなったこと自体,相当腹が立ってるのにこれ以上こっちの楽しみを奪われるなんて絶対に許しません.
関空を使わなくても,絶対に行ってやると決意しました.
その結果,私が取ったルートが
最寄り駅
↓
新大阪
↓
小倉
↓
北九州空港
↓
仁川国際空港
↓
ドンムアン国際空港
↓
シェムリアップ国際空港
というルートです.
当時はこれが最善でした.
合計23時間半かかるルートで半端なくきつくなりそうでしたが,お金のことを考えるとこれ以外に選択肢はありませんでした.(これ以外のルートだと片道だけで10万円ほどかかってしまう)
衝撃の知らせ
そういうわけで,直前ながら航空券の予約を取り出発当日になったのですが,ここで衝撃の知らせが舞い込んできました.
関空使えるってよ
え,聞いてないよ...
使えるようになるならもっと早く言えや!!!(^◇^)
大移動
何言っても始まらないので,14日の昼間に僕は大移動を開始しました.
大阪を11時ごろに出発。ひたすら新幹線に揺られながら小倉を目指します。
ひたすら3時間ほど乗り続け小倉到着。韓国を経由してタイまで。あまりにも暇すぎて過去のLINEの写真全部カメラロールに保存しました。(みんな遊んだ後とかに投稿してくれるけどあれ自分の携帯に保存するの面倒くさいですよね。こんなときに全部やっちゃうのが最善かと思います。)
まとめ
伝えたいのは航空会社はぎりぎりまで運行するか教えてくれないということです.
あちらも飛ばないと大きな金銭的損失になるので,ぎりぎりまで粘ってきます.
こちらはそんなに待てないのに!
トラブルがあったときの航空会社は絶対に信用してはいけません.
自分の力で道は切り開くべきです.