お土産にはストラップではなくお菓子を買うようにしよう
みなさんは旅行に行ったらお土産を買いますか?
僕は旅行に行ったらお土産を買うタイプの人間で,以前まで友達のお土産にストラップを買っていました.
しかし,僕はある事実に気付いてからストラップを買うのをやめました.
今回はその話をしたいと思います.
お土産にストラップを買っていた理由
僕のこの習慣は小学校の修学旅行まで遡り,その頃から僕はお土産にはストラップばかりを買っていました.
僕がお土産にストラップを買っていた理由は,ストラップの方がお土産をもらった人にとって長くその嬉しさが残ると考えていたからです.
お菓子はその場で食べてしまえばもう後には何も残りませんが,ストラップなら壊れるとかがない限りずっと残ります.
また,僕自身が人にお土産をもらうならストラップをもらいたいと思っていたので,他の人もストラップが欲しいだろうと思い,ストラップを買っていました.
また,「僕がお土産をあげた事実が長い間その人の中で残ってほしい」,「少し高いストラップを買ってきているんだから感謝してほしい」という押しつけがましい気持ちもあったように思います.
お菓子を買うようになった理由
そんなこんなで僕は小学校以来,ずっとお土産にストラップを買っていました.
しかし,皆さんも分かると思うのですが,ストラップって結構お値段するんですよね.
お菓子なら1000円で20人分とか買えたりするんですけど,ストラップだとどれだけ安くても一つ300円とかです.
20人分も買っていたら絶対予算オーバーするんですよね(笑)
家族くらいにしかお土産を買わなかった小学校や中学校の頃はそれで良かったのですが,高校・大学と進学して,友達や知り合いが増えてくるとあげる人が多くなります.
絶対無理です(笑)
少なくとも僕のお財布的に無理でした.
そこで,僕はストラップからお菓子にお土産の内容を変えることにしたのですが,あることに気付きました.
それは,ストラップをあげてもお菓子をあげてももらった人の満足度はほぼ変わらないという事実です.
ストラップもお菓子でも相手の満足度が変わらない理由
ストラップをあげてもお菓子をあげても相手の満足度が変わらない理由ですが,おそらくお土産の価値というのはあげた瞬間から次のグラフのように一気に下がっていくからなのだと思います.
ストラップをあげると形としてお土産が残るので,後で話の種としてこのお土産ありがとうなという話にはなります.
しかし,それは上のグラフで満足度が下がったところで少しグラフが上がるようなものです.
ただのノイズに過ぎません.
その小さなノイズを僕はお金という形で買っていたのです.
僕が勘違いしていたのは,お土産の値段や内容よりも買ってきたか買ってこなかったかの違いの方がはるかに大きい違いがあるということでした.
まとめ
結局,僕はお土産の本質を見誤っていたのだと思います.
お土産は残すものではなく,あげるものだったのです.
そのことに気付いて以来,リクエストがない限りはお土産にストラップを買うことはなくなりました.
ストラップをお土産で買うのは高いなぁと思っている人がいたら,一度見直してみてもいいかもしれませんね.